だいぶ日常が戻ってきましたね。正直、暑い中のマスクは苦痛でしかありません。熱中症に注意ですね。
さて、旅行に行けなくても、妄想は自由!ということで、それを掻き立てるブツを手に入れた、というお話。
ブラウについて熱く語らせて。
私の旅の記録にしつこいくらい登場するブラウという人物。オランダ東インド会社の地図職人であり、ウィレム・ブラウとヨアン・ブラウの父子で17世紀のオランダ黄金時代にたくさんの地図帳を出版していました。
当時はフェルメールより有名だったそうです。地図職人なのに、議員にまでなったといいますから、地図が当時のオランダにおいてどれだけ価値のあるものだったかがわかるでしょう。多くの富裕層が買い求めたそうです。
最終的にブラウの工房は火事で焼けてしまうのですが、その時の損失額は現在の日本円にしておよそ20億円だったといいます。
ブラウの地図の魅力とは
私がなぜここまでブラウの地図に強く惹かれるのかといいますと、なんといっても大航海時代のロマンが詰まっているからです。地図からは未開の地へのワクワクが感じ取れます。
当時は船の時代ですから、未開の地の情報はあやふや。そーいった部分はだいぶアバウトに描かれていたりします。現代の地図と比較してみるのが楽しいです♪
また、ブラウの地図は装飾が素敵です。海には帆船が浮かび、セイレーンやクジラなどもいます。各地の民族衣装が描かれていることもあり、絵画としても見どころがあるのです。
オランダの博物館や東洋文庫でケース越しに地図を見てはうっとり・・・いいなぁ~欲しいなあ~と思いながら、いつもポストカード収集で我慢しておりました。
我が家に地図帳がやってきた。
もっとたくさん地図が欲しい・・・手元に置いてニヤニヤしたい・・・((o(> <)o))うずうずっ
以前、オランダで超ハードカバーの地図帳を見たことはあったけど、あまりの大きさと重さに、持ち帰るのを断念。日本で売ってないの?と在宅期間中、ふと検索をかけてみたところ・・・ありました!!
そんなマニアックな本の日本語版なんてあるわけないってずっと思ってたんですよね~調べてみるもんです。そして、届いたのがこちら・・・
縦38.5cm、横29cm、厚さ2.5cm・・・これって、図書館ならあっても普通でしょうけど、個人所有で持つには大き過ぎないか?(;・∀・)
定価は9,800円(税込)でした。ハードカバーの大型本で、ほぼ全部カラー印刷ならこのくらいはするかなー。
日本では1992年に翻訳出版された本でした。1600年代の地図だからその著作権は大丈夫な気はするけど、中身を載せるのはやめておきますネ。
地図がいっぱい、うれしいよ~ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
まだまだ欲しい大航海時代の本
そんなわけで、しばらくはこの本を見て、大航海時代の妄想をして乗り切ろうと思います。
断捨離したばかりなのに、もっと関連本を集めちゃおうかな~と画策中・・・
お部屋も大航海時代仕様にリニューアルしたことですし、今度は個人的コレクションの整理をしようと思います。
以上、マリ姐でした!