ブログ用の写真を選別している間に、思い出に浸る方に夢中になってしまうダメ人間です。今回の写真は特にそうでしたね。
ヴェネチアの続きです!見てほしい写真をひたすら貼る回です。↓
ヴェネチアのシンボル的存在
ヴェネチア1日観光のこの日、あさイチでここにやってきました。
サン・マルコ広場にある鐘楼はもともと7世紀頃に建てられ、灯台と時計台の役割を果たしていました。現在の形になったのは16世紀ですが、火災などがあって1902年に完全に倒壊しています。
エレベーターで見晴台に上がることができ、ヴェネチアを一望できます。
マリ姐パパが以前来た時に、ここからの眺めに感動して、「是非家族を連れていきたい!」と思ったそうです。そして今から12年前、家族旅行でヴェネチアに行ったマリ姐は同じく鐘楼からの眺めに感動して、「絶対にまたここに来る!」と誓ったのです。
その時のことを鮮明に覚えているので、そんなに時間が経ってるつもりはなかったですが、再度来るまでに12年かかってしまいました。また行くことができてうれしいです。
いざ、見晴台へ!
鐘楼の開いている時間は時期によって違います。私はGoogleMapで確認しました。チケットの上の方には8:00って書いてあるけど、下を見てみると9:39になっているので、この時は9:30 OPENだったってことですね。
私は長時間並びたくなかったので、開く15分前には鐘楼前にいました。すでに列ができていたので、早く行ってよかった!おかげでそんなに待たずに入ることができました。
中でチケットを購入。大人8ユーロだったと思います。エレベーターでのぼってみると・・・
絶景!!(≧∇≦)
東側の景色です。手前にサン・マルコ寺院とドゥカーレ宮殿、ヴェネチア本島が奥に続いて、さらに向こう側に見える細長い島が私達の宿泊しているリド島です。
前回は2月に来たのですが、冬の方が空気が澄んでいて写真もキレイに撮れた気がします。今回は太陽がギラギラで眩し過ぎました。
左奥にはサン・フランチェスコ・デッラ・ヴィーニャ教会。街の中心からは離れているので、行かなかったけど、ヴェネチアに数日間滞在できるのであれば行ってみたいところです。ここの鐘楼はのぼれないのかな?さらに奥には干潟らしき景色が見えますね。
私はこの日、上の写真の奥にある緑のあるあたりで水上バスを降りて、ずーっと鐘楼まで歩きました。海と船を眺めながら散歩ができてよかったです。迷うことなく、景色も楽しめるので、時間がある方は是非。
サン・マルコ寺院とドゥカーレ宮殿はこの後、ツアーで入ることになります。サン・マルコ寺院は写真撮影不可です。
北側。手前に見えるのがサン・マルコ時計台。右奥に見える大きな建物が、サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂。ドミニコ会の聖堂で、ヴェネチア共和国歴代元首(ドージェ)の葬式が執り行われたりしていたそうです。見える範囲に6-7個の教会があります。屋根の色が統一されていて、青い空も美しいですね~
西側。手前がサン・マルコ広場。その右奥にある白い三角屋根の建物がフェニーチェ劇場。フェニーチェは不死鳥という意味。英語でいうフェニックスですね。写真をググってみましたが、外観からは想像できないほど豪華な造りのオペラ劇場です。
中の人が観たことのあるオペラは、小学校の音楽の時間にレーザーディスク(時代が…w)で観賞した『アイーダ』くらいです。一度、ちゃんとした劇場で観てみたいですね。
ここの写真を撮っていた時に、ちょうどどこかの鐘がなったので、動画を撮ってみました。ブレブレですが、雰囲気が伝わればと思います。
動画撮るのって難しい・・・精進します。
南西側。いや~海がきれいですね!サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂が見えます。1629年に黒死病(ペスト)が大流行し、2年でヴェネチアの人口の1/3が失われました。黒死病に対する守護聖人に捧げる教会が求められ、建てられたそうです。
ここは何度でも写真を撮りたくなるスポットです!
そして南側。左がサン・ジョルジョ・マッジョーレ島。右がジュデッカ島。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会はベネディクト会で、鐘楼にはエレベーターがあるらしいので、今度はあそこにのぼってみたいです。また、ジュデッカ島にはヒルトン・モリノ・スタッキー・ベニスがあります。ヴェネチアで唯一の屋上プールがあるらしいですよ!写真を見た感じ、とてもよさげだったので、今度は泊まってみたいです!
こちらも短くてブレブレですが、動画撮ってみました。
というわけで、12年ぶりの鐘楼からの眺めを満喫したのでした。1つ注意するとすれば、その日の風によると思いますが、10月上旬で見晴台はそれなりに寒かったです。長居しても15分くらいかな、と思います。
ヴェネチアに来たならば是非行ってほしい鐘楼でした。今度は時間を空けずにまた来たいです!