イタリア 歴史 美術館・博物館

あさイチで行こう!ウフィッツィ美術館

2019年1月3日

( ゜▽゜)/こんにちは!マリ姐です。

せっかくの連休・・・眠くないのに横にならないといけないなんてつら過ぎる。風邪はひかないに限りますね。。。

全然治る気配がないんですけど。むしろ悪くなってる気がするんですけど。。
熱がないからインフルではないと思うのニャが。。

フィレンツェ街歩きの続きです!

 

あさイチのフィレンツェは人がいなーい。

フィレンツェに到着した翌日。この日はウフィッツィ美術館に向かいます!

誰も歩いてない~

昼間の混みようがウソのよう。

さすがにあさイチだとドゥオーモ前もめっちゃ空いてる!
記念写真をたくさん撮るニャ!

同じくヴェッキオ宮殿前も空いてたので、スリを気にせず写真が撮りたい人はあさイチがオススメですよ~

 

ウフィッツィ美術館でゆっくり観賞

ちょっとだけ待ちました。

そしてウフィッツィ美術館にやってきました。フィレンツェカード専用レーンがあるので、そこに並びます。オフシーズンの11月上旬だとすぐ入れましたが、9月末は15分くらい?待ちました。

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天井もが芸術品

入ったらそれほど混んでる感じはしませんでした。一気に入れないからかな。

ヴァチカンに比べたら鑑賞しやすかったよね。
ヴァチカンは人大杉だったニャ。。。。

フィレンツェにある唯一のミケランジェロ絵画

ミケランジェロの『聖家族』の前には常に人がいます(特に団体客は必ずここで止まる)。ミケランジェロは絵画作品自体が少ないので、貴重。洋服のひだの表現はすごいなぁとは思うんですけど、やっぱり筋肉!!って感じで、マリアがそもそも女性に見えないし、周りにいる裸体のムッキーズ5人が気になって仕方ないよ?w

ミケランジェロはこよなく筋肉を愛す。
昔の人ってこんなムキムキになるまで筋トレしたのかニャ?

この作品はオリジナルの額にも注目です。顔が飛び出ていて変わってますよね。

プリマヴェーラの前はいつも人がいっぱい。

ヴィーナスの誕生

ボッティチェリの作品がたくさんあります。

ボッティチェリの受胎告知

そしてボッティチェリの部屋。ボッティチェリはメディチ家の保護を受けて芸術を残した人物ですが、のちにドミニコ修道士サヴォナローラの影響を受けて、暗い絵を描くようになり、さらに自分の絵を焼いてしまうようになります。なので、ここに残っているのはそれを免れた作品ということでこちらも貴重。ボッティチェリの部屋はいつも人気です。

サヴォナローラとは

メディチ家の政治独占を批判し、信仰に立ち返るよう強く訴えたドミニコ修道士。フランス軍の侵攻を予言して的中させたとして支持を集め、メディチ家追放後に神権政治を行うようになる。ドミニコ会は禁欲・清貧を重んじた為、工芸品、絵画、ドレス、化粧品などは罪として焼かれ、市民の生活が殺伐にしたものとなった。

プリマヴェーラやヴィーナスの誕生以外の作品も是非見てみて!

晴れ女健在です!

途中、テラスカフェがあったので、お茶をすることに。ドゥオーモとヴェッキオ宮殿を眺めながらお茶ができます

青い空が美しい!
お昼前から混み始めるけど、あさイチ観賞だと空いてるニャ

美味しい♪

コーヒー味のフラペチーノ的なものを注文。美味しかったなぁ。お隣に座っていた日本人夫婦とどこに行ったんですか~?と軽く会話をしながら一休み。

 

マリ姐のお気に入り絵画@ウフィッツィ美術館

ウフィッツィ美術館には言わずもがな名画がたくさん所蔵されていますが、ここでマリ姐のお気に入り絵画をご紹介したいと思います。

なお、好みの偏りがありますので、ご了承下さい。

ヒワの聖母

昔からラファエロ好きなワタクシ。ラファエロの描く聖母子の柔らかさがが大好きです。癒される。ちなみにヒワというのは、ヨハネ(左)が持っている小鳥のこと。この絵は川の氾濫で破片となってしまったものを、長年の修復作業でここまで見れるものになったそうです。

ありがとう、修復した人達。
感謝×2ニャ

 

幼児イエスを礼拝する聖母

最近私が気になっているコレッジョの作品。ラファエロの影響を受けているのでは?と思わせるほど印象が似ていますよね。

中の人は人物に丸みがあって愛情あふれる聖母子画が好き。
絵ハガキ買ったニャ♪

世界中の美術館にコレッジョの作品があるようなので、今後は注目していきたいと思います♪

 

ウルビーノのヴィーナス

これまた私のお気に入りの画家、ティツィアーノの作品。捉え方は人によると思います。一部では官能的に描かれているとして売春婦だの下品だの評価している人もいたようです(ちょっと潔癖過ぎません?)。私は単純にこんなにきれいな女性なら男性は誘惑されちゃうだろうな~と思って観賞してます。

ウルビーノ公には新妻にこうあってほしいと理想があり、ティツィアーノがその注文によって描いた絵画らしいです。

窓辺のミルテの鉢は結婚、犬は忠実のシンボルらしいよ。
ということは色気がありながら夫に忠実であれってことかニャ

ずいぶん勝手だなと思わなくはないですけど(奥さん大変そうだ)、その理想のおかげでこの絵画が観賞できてるんだから、よしとしましょう。

 

ビア・デ・メディチの肖像

この作品は2017年に『遥かなるルネサンスー天正遣欧少年使節がたどったイタリア』という展示で日本にやってきた時に、メインビジュアルとして使われたのです。マリ姐はこの展示を見に神戸まで行ったので、思い入れがあります。

ビアはコジモ1世が結婚する前に高貴な女性との間に生まれた私生児で、5-6歳の時に亡くなっています。コジモ1世はヴァザーリブロンズィーノを宮廷画家として迎え入れ、ウフィッツィ美術館ヴァザーリの回廊を作った人物です。ブロンズィーノはたくさんの肖像画を残していて、この作品はもっとも成功したもの。

胸にはコジモ1世が描かれたペンダント(ピッツィ宮殿に展示されている)。この肖像画が亡くなる前に描かれたものかどうかはわかりませんが、どことなく悲哀に満ちているように感じられるのは亡くなった事実を知っているからなのか、この絵がそう見せてるのか。

コジモ1世に大切にされていたらしいわ。
生きていたらどんな女性になったのかニャ。

ヴァザーリの回廊についてはこちら。

そんなわけで、マリ姐お気に入りの絵画でした。ウフィッツィ美術館に行った時に、ぜひ注目してみてくださいませ。

以上、マリ姐でした!

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