スウェーデン 歴史

ボートで行こう!スウェーデン王室が住む宮殿【ドロットニングホルム宮殿ボートツアー】

2019年8月18日

( ゜▽゜)/こんにちは!マリ姐です。

今回はストックホルムパスを利用して、ドロットニングホルム宮殿ボートツアーに参加した話です!

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ドロットニングホルム宮殿(Drottningholms slott)とは

通称『北欧のヴェルサイユ』と呼ばれるストックホルム郊外にある宮殿。ドロットニングホルムはスウェーデン語で『王妃の小島』を意味します。

16世紀に建てられ、火事で焼失した後、改装を重ねて現在の形になっており、現スウェーデン王室はガムラ・スタン(旧市街)の王宮ではなく、ここに住んでいるらしい。3階建てで220室あり、王室の居住区域以外が見学用に開放されています。

宮殿中国の城(中国離宮)宮廷劇場あわせて世界遺産に登録されていて、すべてストックホルムパスで入場することが可能です。

ボートで宮殿に向かうのはスウェーデン観光ならでは!

 

ボート乗り場でチケットを受け取る。

宮殿には電車とバスで行く方法ボートで行く方法があります。今回購入したストックホルムパスを持っていると、ボートで宮殿に向かうツアーに参加することができるのです!

私達が参加したのは『Drottningholm Palace and boat tour (of Lake Mälaren)』というツアーで、ストックホルムパス人気ランキング6位のアトラクションです。1位はもちろん、ヴァ―サ号博物館!

このボートツアーは4-10月のみの営業なので、注意してね。
他の船のツアーも冬はほとんどやっていないニャ

チケットブースとボート乗り場はノーベル賞の晩餐会が行われるストックホルム市庁舎のすぐ近くです。

地図で見ると簡単に行けそうなのですが、ストックホルム駅が複雑で、地下鉄の出口によって行き方が変わってきます。私達は適当に駅からでてGoogleMapを頼りになんとか辿り着きましたが、地図だけではわからない高低差もあり、わかりにくくて、少し迷いました。時間に余裕をもっていくことをおすすめします。

宿泊ホテルによって行き方が違うだろうけど、市庁舎前までバスで行く方がわかりやすいかもね。
シェラトンに泊まるのならすぐ目の前だから迷うことはないニャ

市庁舎のすぐ近く

団体客が来ると一気に混む

ストックホルムパス所持者は当日にチケットブースでチケットを発券してもらう必要があります。事前予約は不可です。

もしかしたら繁忙期には事前予約の人で枠が埋まってしまうこともあるのかな?とにかく、パスを持っている人はチケットブース開始時間に行った方が安心だと思います。

これが発券してもらったチケットです。ストックホルムパスのパンフレットの該当箇所指さしてパスをだせばOK。

『tur och retur』は往復という意味。私達は行きだけ船の予定で気にしてませんでしたが、往復乗れるみたいですね。

スーツを着た謎のグループがいました。

あとは時間まで待つだけ。ここは風がものすごく強いので、季節問わず上着は持って行った方がいいと思います。

 

ボートの中で景色を堪能する。

中ではこのような軽食やドリンクの販売がありました。私達は朝食バイキングでがっつり食べてきたので、購入はしていません。

座席指定ではないので、早く座席を確保しましょう。立ちがでるほど人数は入れてないようではありましたが、どうせなら窓際がいいですよね。

最初は都会の風景でしたが、しばらくすると・・・

緑の多い景色に切り替わります。

橋の下も何回か通るのよね。
変わりゆく景色を眺めるのが楽しいニャ!

GoogleMapのGPS機能で今どのあたり?と確認しながらメーラレン湖の景色を眺めていました。この日は天気がよくて、雲もいい感じであって、最高でした。マリ姐ママも楽しんでくれたようです。

所要時間は約1時間

その日の波の状況によると思いますが、全然揺れなくて快適でございました。湖だからそもそもそこまで揺れないのかな?

私は船は見る派で乗る派ではなかったのですが、母が乗るのが好きな理由がわかった気がしました。船から見る景色っていいですね!

ストックホルムパスを購入するのであれば、他にも船のツアーは色々あるので、是非参加してみて下さい。

 

宮殿内を見学

フェリーが到着したら、湖と宮殿をバックに写真撮影♪湖と宮殿が映えます!

大理石のマーブル模様が美しい。

そして、宮殿内部を見学。こちらも受付でストックホルムパスを見せてから入ります。

宮殿としてはフランス、イタリアのものを見た後だとかなり控えめに感じるかな。
それでも十分ゴージャスだニャ

ヘドヴィグ・エレオノラの謁見用寝室

うーん、解説がないと自分がどこにいるか全然わからない(;´・ω・)
事前学習が足りなかったからニャ~

スウェーデン東インド会社とヴァ―サ号だけはしっかり調べましたが、スウェーデン王家については全く手つかず。。。パンフレット買えばいいのかもしれませんが、ヴァ―サ号博物館で散財しましたし、予算というものがありますからね。

船に乗って宮殿前で写真を撮るのが目的でしたが、せっかく来たのによくわからないなんてもったいないなと思ってしまいました。

予算と調べる時間は有限だからねぇ。
どこかで妥協は必要ニャ

 

庭にでるか否か。

手入れの行き届いたバロック様式の広いお庭が窓の外に広がります。

時間が有り余ってる私達は庭に出て、中国の城(中国離宮)も行こうということになりました。

ここまで来て写真を撮って、宮廷劇場に行けばよかったと今となっては思います。

すごく歩いたのよね。。。。
足に自信がない人、体力がない人、時間がない人はやめておくニャ!!

見て下さいこの距離ーw(しかもまだ途中)

普段から運動不足の私にはよかったのかもしれませんが、翌日の足の疲労感といったら。。。時間にするとそこまで歩いてはいないようなのですが、周りにあまり建物がなかったり、足元がコンクリートではないと長く感じるのかもしれません。

王族の気分で歩くのよっ。
そもそも王族はここを馬車で通るのではないかニャ?(;^ω^)

宮殿のお庭を堪能したい!隅々まで歩きたい!時間あるからOK!という人はぜひ、歩いてみましょう。でも季節は選んだ方がいいかも。夏は日差しがもしかしたらきついかな。

あと通年そうなのかわかりませんが、風の強さがハンパなかったです。乾燥する~(><)この日の夜はもちろんシートマスクで保湿しました。

宮殿寄りはバロック様式なのですが、離れると英国式の庭になります。私は自然な英国式の方が好きかなぁ。

緑が多くて、癒されます~空気が澄んでいる気がしました。風は強かったけど、いい季節に来れたと思います。

 

中国の城(中国離宮)

宮殿から徒歩11分ってGoogle Mapでは表示されるけど、もっと長く感じました・・・5-9月に開放されているシノワズリ(中国風)とロココ調がMIXされた離宮。1753年に王が王妃の誕生日にプレゼントしたものだそうです。

独特の雰囲気がありますね。ここもストックホルムパスで入ることができます。

当時のヨーロッパはシノワズリがブームだったそうです。スウェーデン東インド会社が広東と取引していた影響もあったのかもしれません。2つの様式が合わさった内装は他とは少し違っていて、建築に興味がある人は面白いかも。

なんで宮殿とこんなに離れてるのさ!
離宮だからニャ

個人的には塗装がはがれていたり、全体的に暗かったり(保護の観点から?)したのがだいぶ気になりました。管理が行き届いていない感じ。どこも財政難ですかね。。

さすがに団体客はここまで来ませんので、のんびり観賞できるでしょう。

 

宮廷劇場

お庭散策で疲れてしまい、パスしてしまったのですが、同じくストックホルムパスで入場できるのが宮廷劇場。1766年に女王の要請で建てられた劇場です。ガイドツアーのみの見学で、スウェーデン語と英語(ハイシーズンにはドイツ語とフランス語もあり)で行われます。

たまたま衛兵交替が見られたわ。
ラッキーだったニャ

 

電車とバスでストックホルム中央駅に戻る

帰りのバス停はフェリー乗り場の近くにあります。宮殿側のバス停です(道路を挟んだら反対方向に行ってしまう)。

市バス176、177、301-312、317、323、336番に乗れば地下鉄駅Brommaplanに行くことができます。そこから中央駅までは1本です。

バスは車内でチケットを買うことができないので注意ね。
旅行者はトラベルカードを事前に購入しておくのがいいニャ

【トラベルカードの購入方法についてはこちら】

というわけで、ボートと宮殿を堪能したのでした。

以上、マリ姐でした!

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