さて、フィレンツェについてまだネタはあるのですが、書けるところから消化していきます。いよいよヴェネチアに突入です!
本島ではなくあえてリド島。
フィレンツェからイタロ(高速列車)でヴェネチアに移動した私達は、宿泊先のリド島にやってきました!
ヴェネチア本島はとにかくホテルがお高い。とりあえず調べてみたものの、びっくりするくらいお高い・・・ざっと見たところ1泊のお値段3-7万ってところでしょうか(ハイシーズンはもっと高いかと)。ちなみにヒルトンはジュデッカ島にあり、同じ時期の一番安い部屋(朝食なし)で36,000円くらいでした。
2万円以下のところもありますけど、写真を見るとうーん・・・って思うところがあったり、口コミが「学生寮みたい」とかだったり。。お値段の手が出しやすく、本島に行きやすく、空港へのアクセスもよい、なおかつ自分が納得できるホテル・・・というわけで、リド島のこのホテルにしました。
結果はリド島で大正解!これから詳しく説明していきます。
リド島ってどんなところ?
映画『ヴェニスに死す』の舞台になったところであり、毎年9月にヴェネツィア国際映画祭が行われるのもここ、リド島です。
ヴェネチア本島とは違い、バスや車が走っています。リゾート地で、街並みはきれいですし、怪しげな人は歩いていなくて、治安もよいです(用心はした方がいいですが)
観光の中心、サン・マルコ広場まではヴァポレット(水上バス)で15分。空港までの水上バスは始発で乗ることができます。座れないかも?という心配はありません。アクセス抜群です。
リド島には砂浜もあります。夏は海水浴のお客で賑わうんでしょうね。
本当に観光地に来たとは思えないくらい、落ち着いた雰囲気で、リド島にしてよかったと思いました。叔母も気に入ってくれたみたいです。
ホテルへのアクセス
列車でサンタルチア駅に到着した後、ホテルに行くまでの道のりを解説します。
ここからはヴァポレットという水上バスで移動します。ヴェネチアではACTVとAlilagunaという会社の船がありますが、ACTVは観光用、Alilagunaは空港移動用と考えていればOKです。なので、ここではACTVの水上バスに乗ります。
チケット売り場がどれだけ混むかわからなかったので、私は事前に2日券をネットで購入しておきました。なので、券売機で発券のみ。実際は並ぶことなく窓口で買えたみたいですけど、バカンス真っただ中だとおそらく混むと思います。
サイトは日本語対応していませんが、Google翻訳使えば理解できました。
ネット購入は以下のサイトから。
ホテルまでは1番、2番(夏季のみ)、5.1番、5.2番の路線で行くことができますが、一番時間がかからないのが5.1番です。たまたまタイミングよく乗ることができました。所要時間40分。
乗る直前にチケットをカードリーダーにかざします。忘れないようにしましょう。いざ、乗船!
どこを見ても絵になる景色をずっと眺めながらの移動ですので、40分があっという間に過ぎました。最終地のLido (S.M.E.)に着いたら、ホテルはすぐ目の前です。
ホテル到着!
映画祭が終わったからか、バカンスシーズン終盤だからか、全然お客さんがいない雰囲気。朝食の時に数組見かけたくらい。従業員はロビーカウンターと朝食会場でしかおらず。本当に静かでした。
お値段はまだバカンスシーズンということもあり、1泊25,000円ほどでした。オフシーズンになれば、一番安い部屋だと10,000円前後になるようです。
お部屋の様子
私が絶対チョイスしないであろう色合いのベッドカバーと家具たち。普段なかなか泊まらないタイプの内装なので、なんだか新鮮です。
多少年季が入ってますけど、雰囲気でカバーしている感じ。白い家具に白いソファーなんて、汚しそうでこわいよ~w
次は水回りをチェックです。
カーテンで仕切るだけのシャワースペース。狭い。水回りはローマ、フィレンツェと比べて一番微妙でした。
アメニティはシャワーキャップ、シャンプー&コンディショナー、石鹸のみ。口ゆすぐためのコップがプラスチックw棚は自分の道具を置くのにはちょっとスペースが少ないと感じました。
ケチらず、バスタブのある部屋にすればよかったか。。オフシーズンに行かれる方は安くなる分、バスタブ付きにした方がいいかもしれませんよ~。
水回りはちょっとがっかりでしたが、それを吹き飛ばすものがありましたよ。
このホテルは60%がラグーンビューだそうです。ラグーンビューの名前に惹かれてこのお部屋を選んだのでした。この景色だけでここに泊まってよかった~。船の行き交う様子は見ていて楽しいですし、高い建物は塔くらいなので、空も広く見えますねー。
朝食の様子
時間帯もあると思うのですが、やはり宿泊客が少なかったようで、同時に食事をしていたのは、5組くらいしかいなかった気がします。上の写真側には誰も座っていなかった。
絶対ズシーっとくる重そうなタイプのケーキがたくさんです。クロワッサンもローマで食べた砂糖がかかっているやつ。食べれたとしても1個。。。フルーツの種類が多いのはいいですね♪パイナップルを食べて酵素を摂らなければ!
温かい飲み物は言えばポッドで持ってきてくれました♪せっかくなので、1つケーキをとってきましたが・・・
次の日は早朝に出発だったので、朝食をとったのは1度だけ。言えば朝食BOXを作ってくれたかもしれませんが、甘いケーキが入っていたら食べられないので、お願いしませんでした。
地図と空港へのアクセス
ホテル・リヴィエラはリド島水上バス乗り場のすぐ目の前です。なんといってもトランクを引きずる距離が短いのがいいです!立地最高!
また、近くにはスーパーも2店舗あるので、手軽なお土産はここでゲットできます。裏手には評価の高いアイスクリーム屋もあります。チェックはしていたけど、行くタイミングがなかった。残念。。
ここからマルコ=ポーロ空港(ヴェネチア・テッセラ空港)に向かうには、水上バスAlilagunaのブルーラインに乗って40-50分ほどです。詳細は公式サイトで。ACTVの事前購入と一緒にチケットを買うことができます。
ACTVは自販機で交換できますが、Alilagunaは窓口交換のみ。バウチャーに書いてあったのでわかってはたんですが、まさか船が動いているのに、窓口が空いてないとは思わなくて(自販機あるからってことなんでしょうけど)。結局買いなおしたよ(´;ω;`)ウゥゥ
そんなわけで、オンラインで事前購入するのであれば、日中にちゃんと引き換えしておきましょう・・・。
リド島は日本人にオススメ!
そんなわけで、安さゆえに選んだリド島でしたが、思った以上に居心地がよかったです。街はきれいだし、治安はいいし、静かに過ごせるし、便利なので、おススメです!
以上、マリ姐でした!