今回は何となく行ってみたら、かなり良かったオススメの博物館を紹介したいと思います。
運河博物館(Museum Het Grachtenhuis)
アムステルダムの運河沿いに建つ、豪華なカナルハウス。一見ミュージアムには見えないのですが、ここはアムステルダムがなぜこのような運河の町になったのかを学べる博物館です。
今回はアムステルダム3回目ということで、今までに行ったことのない面白そうな博物館に行きたいな~と思ってグーグルマップを眺めていたところ、この博物館を発見。あまり情報を入れずに行ってみたのですが、思った以上に面白かったのでシェアします!
アクセス
アムステルダム中央駅から1、2、5番トラムに乗り、Spui駅かKoningsplein駅で降りるのが近いです。駅から徒歩だと20-30分はかかるかと思います。
営業時間・料金
一般的な美術館・博物館の営業時間とほとんど同じです。火曜日から日曜日の10時から16もしくは17時までの営業。月曜日はお休みです。
チケットは大人15ユーロ(2018年8月現在)。オーディオガイド代も含まれます。
ミュージアムカード利用可能。詳細は公式サイトを確認下さい。
受付でオーディオガイドを受け取る。
ちょっと写真のピントがブレておりますが、入口からゴージャスでテンションあがります。この豪華なカナルハウスは、数々のお金持ちが所有したそうです。
階段上がって左に受付兼ショップがあり、ここでミュージアムカードを提示して、オーディオガイドを受け取ります。オーディオガイドは7か国語に対応しており、なんと日本語ありです!素晴らしい!
この博物館はオーディオガイドを聴きながら5つの部屋を進んでいきます。それぞれの部屋は広くなく、一定の人数になったら少人数で一斉にツアーを始めるスタイルなので、、開始時はスタッフが誘導してくれます。
展示を観賞する。
最初はアムステルダムの歴史の部屋。大航海時代、アムステルダムの町になぜこんなにたくさんの人とモノが流れてきたのか。オーディオガイドを聴きながら、映像で学んでいきます。
映像が切り替わると雰囲気が変わって、なかなか迫力がありました。最初の部屋で、「この博物館は当たりだな!」と感じました。
次は地図の部屋。机に映し出される地図の映像を見ながら、運河の町がどのように計画されたのかを見ていきます(映像が流れている間は消灯されます)
アムステルダムの町を「こうしよう」「ああしよう」と計画する会話を聴きながら地図ができあがっていく様子が面白い。自分がまるでその中に入り込んだかのように楽しむことができます。
すべての部屋を見せてしまうと、ネタバレしすぎちゃうので、伏せますね。
他にも、クレーアニメでカナルハウスを建設する様子を見ることができたり、カナルハウスに住む人々の生活の一部が覗けたりと、模型、映像、音声を組み合わせて非常にうまく演出されています。
実際どう作っていたかは是非現地でご確認下さい。
再度受付と同じ階にもどってくると、豪華なお部屋の内装を見ることができます。イベント用に貸し出しもしているようです。
4つ目以降のお部屋にどれだけ時間を割くかにもよりますが、大体の所要時間は45分-1時間とみておけばいいかと思います。
運河博物館まとめ
限られたスペースをうまく使い、見せる演出が際立った博物館だと思いました。アムステルダム博物館と同様に日本語対応していますし、理解が深まることで、よりアムステルダムの町を楽しむことができると思います。
ここはかなりオススメ。メジャーどころを行き終えた人は是非!行ってみて下さい。
32 地球の歩き方 aruco オランダ 2018~2019 (地球の歩き方aruco)