北欧旅行まで二週間を切りました。有休申請が通らなくて、他の休日を移動させたので、鬼シフトになってます。ここでちゃんと日々睡眠をとっておかないと、いざという時に体調崩すから気をつけないと。。でも調べる時間も欲しいのよ~(´;ω;`)
さて、今回も私の撮った写真を見ろぉぉおおおお!な回ですw
水上バスで妄想
ヴェネチアに到着した日、リド島のホテルに荷物を預け、ヴェネチア本島へ。次の日はがっつり観光の予定でしたが、この日は何も決めておらず。ちょっくらサン・マルコ広場周辺をフラフラお散歩しようと思い、ヴァポレット(水上バス)に乗りました。
あとは、写真をお楽しみ下さい~♪
どこを撮っても絵になりますなぁ。ありがたいことに、お天気に恵まれました♪
この一か月後、洪水で大変なことになったらしいんですけどね。ヴェネチアマラソンは水の中、選手の方々が走っていました。
私が以前、フィレンツェに行ったのは11月上旬でしたが、曇りが多かったですし、洪水の追悼イベントをやっていました。10月下旬-11月上旬にフィレンツエ-ヴェネチアの天気は崩れやすいのかもしれません。
聖地巡礼もどき
さて、サン・マルコ広場に行く最短ルートではなくて、ちょっと寄りたいところがあったので、敢えて遠回りをしました。
『夢の雫、黄金の鳥籠』という漫画を知っていますでしょうか。篠原千絵先生が描いているオスマン・トルコを舞台にした作品なのですが、そこでアルヴィーゼ・グリッティという人物が登場します。
アルヴィーゼ・グリッティの父アンドレアは商人としてコンスタンティノープル(現イスタンブール)で働いていました。その時に出会った女性(本妻ではない)との間に生まれた子がアルヴィーゼです。ヴェネチアでは法的には認められない子供でした。父はヴェネチアに戻り、のちにヴェネチア元首にのぼりつめます。アルヴィーゼはコンスタンティノープルに残り、商人として富を築きます。
彼の生涯について語ると長くなるのでこのへんでやめておきますが、なんでこの話をしたのかというと、上の写真の建物の名前が『グリッティ・パレス』なのです。
アルヴィーゼは実際にここに来たことはあるのでしょうか?わかりません。というわけで、漫画に登場したわけではないので聖地巡礼ではないですが。気持ちは聖地巡礼。トルコもいつか行ってみたいんですけど、ずっと親に反対されています。生きてる間に行けるかしら・・・
そしてこのお屋敷。現在はグリッティ パレス ラグジュアリー コレクション ホテルという、マリオット系のホテルです。カテゴリー8。最安で1泊10万する。オフピークでも7万ポイント必要だってさー!改定後のSPGアメックス継続特典の無料宿泊は上限5万ポイントなので、自分で貯めるしかないです。今あるポイント使えば泊まれないわけじゃないけど、ポイント一気に減っちゃう~(;´Д`)
公式サイトを覗くとまだまだゴージャスなお部屋が並んでおります。こんなホテルに泊まったら、もったいなくて観光に行かないかもしれないw
ぶらりヴェネチア散歩
そして、グリッティ・パレスのすぐ隣にある水上バス乗り場でおりて、てきとーにサン・マルコ広場方面に歩いて行きます。万が一迷ったらGoogleMapを取り出せば大丈夫。でも人の流れに合わせて進んだら、サン・マルコ広場にたどり着きました。途中には、教会、お土産屋さん、バール、レストラン、そしてブランドショップが続いていて、見ていて飽きません!
ペンダントを買いました。1つ1つ模様が違うから、選ぶのが楽しいっ!けど大変w
左から母、弟のお嫁さん、私へのお土産です。母は何回もつけてくれています。
上の写真がイマイチだったので、私の分を撮り直してみました。角度を変えると、ゴールドがキラキラして、本当にきれいなのです!
サン・マルコ広場で大航海時代を考える。
そしてそしてついにやってきました~!
大航海時代オンラインのヴェネチアは、めっちゃ空いてるのに―!
せっかくですので、ここでヴェネチアの歴史についてちょこっと触れてみたいと思います。
7世紀に始まったヴェネチア共和国。9世紀に福音書著書である聖マルコの遺骸をアレクサンドリアから奪って、ヴェネチアに持ち帰ります。そして聖マルコはヴェネチアの守護聖人になります。
「守護聖人」とは
キリスト教の信仰のひとつ。特定の職業、国や地域のゆかりのある聖人(もしくは天使)が守ってくれるという思想。
ゆるキャラは、その県、分野の為に活動して利益をもたらしてくれるなので、守護聖人の役割と一部かぶってるかもしれないですが・・・どちらかというと宣伝部長かなーと。当時の人にとって守護聖人は国力をアピールする為の手段らしいです。そういうものだと思って説明は先に進みます。
ヴェネチアの全盛期は15世紀。当時の貿易はまだ陸路がメインで、アジアと西洋諸国を繋ぐちょうど真ん中にあったヴェネチアは貿易の拠点として大いに栄えました。その後、オスマン・トルコに領土を奪われると同時に、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見で貿易の対象がアジアとなり、大西洋、太平洋に各国が帆船を派遣したことで、ヴェネチアは影響力を失い始めます。
ヴェネチアは船で移動することを考えると大変不便な位置にあります。地中海からイタリアをぐるーっと回らないとたどり着かないですし、ゲーム上のアドリア海では風の影響で全然船が進まなくてイライラしてました。
地中海を抜けて大西洋にでるまでにものすごく時間がかかるので、どう考えても大航海時代では他国より不利です。
あまりにも不便過ぎて最初はヴェネチア国籍だった私のキャラクターをネーデルラント(オランダ)へ亡命させたという過去があります。
自分の本拠地が不便な位置にあるのって本当に致命的です。その点、リスボンは地中海、北海、大西洋、アフリカ&アジアに行ける絶好な位置にあるので、大航海時代でポルトガルが最初イケイケだったのがよくわかります。
大航海時代オンラインから学んだことはたくさんあって、私の人生まで変えてしまったゲームとも言えます。おかげでマニアックだと言われつつも、人生楽しいです♪
そして、今は飛行機の時代。位置関係なく、観光地としてヴェネチアは大いに賑わっております。
サン・マルコ広場でも動画撮ってみました!
そしてこの反対側に、世界最古のカフェ、Caffè Florianがあります。おじゃMAPで慎吾君が朝食を食べていましたね。カフェ・ラテはこのカフェが発祥です。
叔母が休憩したのですが、レシートを見たらけっこうな金額だった。観光地値段なのに加え、テーブルチャージ代(生演奏があるので)が8ユーロほどかかる様子。
その他、アーケードのお店で、大航海時代っぽい切手コレクションを発見!カッコいい!♪
サン・マルコの時計台もありました。文字盤はラピスラズリ。24時間を知らせる天文時計で、金の星座のモチーフが美しいです。この下を歩いて行くと、またお店がずーっと並んでいて、リアルト橋方向に行けます。
天気、最高じゃないですか?どれだけ写真を撮ったかわからない・・・ヴェネチアに来てよかったなぁ(*´∀`*)
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人生を変える眺め⁉ここははずせない【ヴェネチアの鐘楼】
( ゜▽゜)/こんにちは!マリ姐です。 ブログ用の写真を選別している間に、思い出に浸る方に夢中になってしまうダメ人間です。今回の写真は特にそうでしたね。 ヴェネチアの続きです!見てほしい写真をひたすら ...
時間帯を変えて来るとよい!
サン・マルコ広場は午前中と夕方、時間帯を変えて来ると、また雰囲気が違って二度楽しめます。私は個人的に、夕陽が差し込む広場の様子が好きでした。
以上、マリ姐でした!