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16世紀からアムステルダムを見守る【モンテルバーンス塔】現在と比較してみる!

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( ゜▽゜)/こんにちは!マリ姐です。

アムステルダム中央駅から徒歩圏内の大航海時代スポットはまだまだありますよ~。

モンテルバーンス塔(Montelbaanstoren)

アムステルダムの運河のほとりにひっそり建つモンテルバーンス塔は、街と港を守る城壁の一部として1516年に建設されました。

1606年に、建築家ヘンドリック・デ・カイザー(1565-1621)によって上半分が現在の装飾された形になっています。

ヘンドリック・デ・カイザー(Hendrick de Keyser)とは

ユトレヒト出身の彫刻家兼建築家。大航海時代にオランダを代表する数々の建築の設計に携わった。

中には入れないらしい。
のぼってみたかったニャ~

 

黄金時代の絵画と比べてみる!

昔のスケッチと見比べてみましょう。左にある建物は以前紹介した西インド会社の後期の本社です。風見鶏のデザインが今とは違いますが、ほとんど17世紀と変わらないことがわかりますね。

しかし、この絵画は塔がやたら強調されている。
遠近法がおかしいニャ

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Embarkation of Company Troops at the Montelbaan Tower, 1682
by Abraham Storck (1644-1708)

また、アムステルダム博物館に所蔵されている1682年当時の絵画と見比べてみるのも面白い。この絵画には東インド会社に雇われた船員が沖に停泊している帆船に向かう様子が描かれています。

これからアジアへ向かうのね。
大冒険の始まりニャ!

塔の奥にあるのは同じ建築家が携わった南教会(Zuiderkerk)。船は近代的にはなったものの、風景としてはそこまで変わってはいない様子。塔の上部の色が違うくらい?レンブラントの家が近いのもあり、モンテルバーンス塔はレンブラントの絵画にたびたび登場するようです。

ところで、絵画の塔がまっすぐに立っていないのがわかりますでしょうか。実は1611年に塔が傾き始めたそうです。もともと杭を打って作られた街ですから、地盤が緩いんでしょう。

で、ロープでひっぱって戻したらしい。
そんなんで戻るのかニャ?(;^ω^)

 

ヘンドリック・デ・カイザーの功績

ヘンドリック・デ・カイザーはオランダ黄金時代にたくさんの建築を残しています。

東インド会社本社(現在のアムステルダム大学)もデルフトの市庁舎もだし。
アムステルダムの南教会、北教会、西教会もニャ!

東インド会社本社(現アムステルダム大学)

南教会(Zuiderkerk)

デルフト市庁舎

他にも、デルフトの新教会にあるウィレム1世の墓標も彫刻家でもあった彼の作品です。

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Wikimedia Commonsより

オランダ黄金時代の高級住宅街にあるHuis Bartolottiも彼の作品。現在は美術館になっています。

Willem Bartolotti van Den Heuvel という大商人の家よ。
他の家より目をひくデザインニャ!

 

ヘンドリック・デ・カイザー協会

ところで、オランダの歴史的な建物にはこの青いプレートが掲げられていることが多く、ずっと気になってました。

そういえばよく見かけたわよね。
これはなんなのニャ?

調べてみると、ヘンドリック・デ・カイザー協会という歴史的建築物を保護する団体のプレートでした。歴史的に価値のある建物を買い取り、修復して貸し出しているのです。寄付とオランダの宝くじからの支援で資金を確保していて、オランダ国内に約400以上の建物を所有しています。

以前、ホールンの歴史的建物に洗濯物が!と驚いていましたが、それはこの団体から一般の人が借りて住んでいるってことだったんですね。公式サイトを見てみたところ、過去私が写真に撮ったたくさんの古い家はほとんどここが管理していることがわかりました。

ということは、これを利用すれば、大航海時代の家屋に住むことができるってことね‼
家賃が気になるニャ!

募集かけている17世紀の家は少なかったのですが、アムステルダム中心部にある家で家賃20-40万でした。アムスで一軒家という点を考えれば安いのかもしれない。ただ、エレベーターはつけられないだろうし、間口が狭いから色々大変だとは思います。

歴史のある建物に住むのは憧れるけど、便利に慣れてしまった中の人はムリね。
そもそも一軒家とか扱いに困るニャ

それでも、歴史的建築物に住みたい!という人はにとってはチャンスですね。一軒、いかがですか?w

 

アクセス

モンテルバーンス塔はアムステルダム中央駅から徒歩12分。近くよりは、西インド会社近くの橋から観るのがオススメです。

建築家に注目して建物巡りするのも楽しいかもしれません。

以上、マリ姐でした!

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