オランダ 歴史

内陸と外周を攻略せよ!【エンクハイゼン街歩き②】

2018年7月27日

( ゜▽゜)/こんにちは!マリ姐です。

エンクハイゼン街歩き後編です!

海沿いを攻略せよ!【エンクハイゼン街歩き①】

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エンクハイゼンを歩こう!②

ルートマップと注意点

今回は⑫から始まり、町を真っすぐ西方向へ進み、エンクハイゼン拡張後の外周まで行きます。外周のスポット3つを巡ってまた中心地に戻るルートです。薄いオレンジルートは時間と体力がある人向け。⑲から外周を回って海にでることもできますが、前回見た限りでは何もなかったです。

エンクハイゼン2回目のですが、どちらも土日に来ているので、スーパーと飲食店以外はほとんどお休み。人もほとんど歩いていない。。。人がいるのは中心地と海沿いのレストランとマリーナくらいなんですよね。

 

道沿いにはギザギザ屋根やレリーフを持つ家が見られるので、探しながら歩いていきます。

ケンタウロスが魚を持って人魚を口説いてるように見える・・・かな?
でも片手にあるのが武器なら追い詰めてるのかもしれないのニャ

 

躍動感ある馬に、子豚のシーソー?これらのレリーフにはどんな意味があるんでしょう。

「暴れ馬に注意!」と「子豚のシーソー始めました」じゃない?
冷やし中華かニャ!(;^ω^)

 

⑫Cafe van Bleiswijk

エンクハイゼンの市長であるHugo Adriaen van Bleiswijk(1803 -1872)に関連したおうちらしいのですが、詳細はよくわかりませんでした。とりあえず、石造りの部分があるので、お金をかけて作られた家かなーというざっくりした理解。

現在はカフェレストランになっています。

 

⑬Oude Weeshuis

1616年に建てられた修道院・・・のようですが、これは資料を基に復元されたものだそうで、右にある新しい孤児院が使われてからは倉庫になっていたようです。それ以上の詳細は不明。

 

⑭Westfriese Munt / Prinsenhof

1611年に建てられたルネサンス様式の建物。この辺り一帯、プリンセンホフとしての役割を持っていたそう。

プリンセンホフとは「侯爵の館」の意味。デルフトのプリンセンホフ博物館はオラニエ公ウィレムの住処でしたから、ここも総督が立ち寄った場所なのかもしれません。

エンクハイゼンの女性のマークは見るたびに顔が違うわね。
誰が一番美人かニャ?

 

⑮Wester- of St.Gommaruskerk / Westerkerk(西教会)

15世紀からの教会で、もとはカトリックでしたが、1572年にカルヴァン派に引き継がれました。小さなギザギザ屋根の家がくっついている構造でちょっと面白い。

右側に見切れている白い建物が時計塔だそう。

こっちは屋根の形が違うから、作られた時代が違うはず。丸みがあるので、おそらくこちらの方が古い。ここの教会も南教会と同じで、時期によっては開放されているようです。

 

⑯Marktmeestershuis / Westerstraat158

ファザードのレリーフが美しい家。ドロムダリスの塔以降の一番古い民家らしいけど、詳細は調べてもでてこなかった。マーケットマスターと名がついてるからにはそれなりに偉い人のおうちだったのかな、とは思う。

ここから拡張後の外周に向かっていきます。町の風景に癒される~。

 

⑰Westerpoort of koepoort

1590-1593年の間にエンクハイゼンは西へ拡張されました。こちらは拡張後のゲート。元は木製の門で、後に石に置き換えられました。1654年に仮完成し、1672年にはホールンへの道が完成。ゲートは荒廃したものの、修復を繰り返して現在の形を保っています。

ゲートといっても、今は車も人も通らないので、歴史的建造物として残しているだけですね。

この道がホールンに続いてるのよ。
昔は馬で移動してたのかニャ?

 

⑱Waterpoort Boerenboom

拡張後(1593年)に作られた町の外に続く水門。木製の仕切りで閉鎖していたようです。こちらは町側から撮影した様子。

古い家にもありましたが、壁にくっついてる謎の黒い棒。一体なんなのでしょう・・・。

 

⑲Waterpoort Oude Gouwsboom

こちらは2つめの水門。デザインはほぼ同じ。

この他にあと1つ、水門があったのですが、鉄道を建設する際に壊されています。

拡張前の場所へ戻ります。日差しガンガンできつい~(^_^;)

 

Spijtbroekstoren

エンクハイゼン拡張前の城壁の一部(左)とタワー跡(右)。1984年に家が解体された時に偶然発見されたものだそうです。

こちらが拡張前の地図です(海が下方向)。円柱のタワーがありますね。

 

隣接する家の壁に拡張についての説明書きがありました。1489年はここまでが町だったんですね。大航海時代に入る前のことです。その頃のネーデルラントは神聖ローマ帝国の一部だったんですが、その歴史が複雑過ぎます。。。権力者がしょっちゅう戦争起こしてるし、身近なところで婚姻を結んで、国の堺も曖昧ですし。

なので、説明しません!
諦めたニャ!

この後は、駅方向に向かい、途中VOCの倉庫を見つけながら歩いて行きます。

Hoog Pakhuis(1565)

右の建物がSnouck van Loosenhuis(1742)。東インド会社と西インド会社によって裕福になったSnouck van Loosen家の元住居。

VOC倉庫を利用したレストランDie Drie Haringhe。夜までいたら行ってみたかった。

 

ドロムダリスの塔を抜け、ボトルシップ博物館の手前にあるIjssalon Vivaldiでシェイクを飲んで補給。生き返った~!

 

エンクハイゼンまとめ

ホールンと同じく、歴史を感じられる静かな港町。団体客はほとんどいないので、落ち着いて観光できる穴場です。是非、訪れてみてください!

探せばまだまだ古い家は見つかりそうな気がする。
また行きたいニャ!

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