今になってオランダのレポートの残りをどんどん執筆してます。これから台風の時期でヒッキーが多いので、どんどん書いていきたいと思います。
今回はオランダ、デン・ハーグにひっそりたたずむ美術館のレポです!
ブレディウス美術館(Museum Bredius)
ビネンホフと池を挟んだ正面にある美術館。アブラハム・ブレディウスが亡くなった時に寄贈された美術品(17-19世紀のオランダ絵画がメイン)が展示されています。アブラハム・ブレディウスはオランダ絵画を研究した人物です。
ミュージアムカード利用可能。
ミュージアムカードが改悪してしまった今、この美術館をあえてチョイスする人は少ないかもしれませんが、オランダ絵画に興味ある人の参考になればと思います。
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ミュージアムカード(Museumkaart)でオランダ旅行をお得に楽しもう!
( ゜▽゜)/こんにちは!マリ姐です。 今回はオランダ旅行で大変お世話になっている、ミュージアムカードについて取り上げたいと思います。 ミュージアムカード(Museumkaart)とは オランダにある ...
館内の様子、展示作品
住宅に作られた美術館なので、作品がひたすら並んでいるわけではなく、たくさんの絵画が飾ってあるお屋敷を見て回る感じです。家具や小物なども見て楽しめます。
私が行った時は他の客が1組くらいだったかな・・・ほぼ貸し切り状態です!
展示されている作品は肖像画、風景画、静物画など多岐にわたります。貴族だけでなく、農民、田舎の生活の絵画もたくさんあります。
帆船絵画も少ないですが、ありました♪
マリ姐が気になった作品
そして、恒例のマリ姐の気になった絵画を紹介したいと思います。
Scholar in his study/Heerschop, de, Hendrick
もともとレンブラント作品だと思われていたこの絵画。作者はレンブラントの弟子なんだそうです。確かにタッチはレンブラントに似てますね。でも構図はフェルメールの影響を受けたのでは?と思う。
Portrait of Isaack le Petit/Elliger, Ottomar
1658年に描かれたこの絵画がマリ姐は一番気になりました。
ネット上に家系図が残っていて、この子がロッテルダムで生まれたことはわかりました。身なりから相当裕福なことがわかります。
そして、この作品にでてくる黒人はおそらく奴隷でしょう。真ん中に白人、後ろに黒人を配置する絵画はアムステルダム国立美術館にも展示されています。
メインの白さを際立たせる為なのか、裕福さを示す為なのかはわかりません。今だと色々アウトな表現方法だなと思いながら鑑賞してました。
そんなわけで、有名な作品があるわけではないんですが、大好きなオランダ黄金時代(大航海時代)の絵画だったので、個人的にはだいぶ楽しめました♪
アクセス
ブレディウス美術館はDen Haag Central駅からトラム15,16番に乗ってBuitenhof駅下車徒歩2分です。
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【デン・ハーグ】トラムを使って移動しよう!
( ゜▽゜)/こんにちは!マリ姐です。 オランダでアムステルダム、ロッテルダム、デン・ハーグを観光ときはトラムが便利!というわけで、今回は私も大変お世話になった、デン・ハーグトラムの乗り方をご紹介した ...
以上、マリ姐でした!