せっかくの連休・・・眠くないのに横にならないといけないなんてつら過ぎる。風邪はひかないに限りますね。。。
フィレンツェ街歩きの続きです!
あさイチのフィレンツェは人がいなーい。
フィレンツェに到着した翌日。この日はウフィッツィ美術館に向かいます!
同じくヴェッキオ宮殿前も空いてたので、スリを気にせず写真が撮りたい人はあさイチがオススメですよ~
ウフィッツィ美術館でゆっくり観賞
そしてウフィッツィ美術館にやってきました。フィレンツェカード専用レーンがあるので、そこに並びます。オフシーズンの11月上旬だとすぐ入れましたが、9月末は15分くらい?待ちました。
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フィレンツェ観光の便利アイテム【フィレンツェカード購入方法】
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ウフィツィ美術館 入場チケット事前予約<日本語オーディオガイド付きプラン有>
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美術ガイドチヅさんとめぐる ウフィツィ美術館 プライベートツアー<2.5時間/日本語ガイド>
入ったらそれほど混んでる感じはしませんでした。一気に入れないからかな。
ミケランジェロの『聖家族』の前には常に人がいます(特に団体客は必ずここで止まる)。ミケランジェロは絵画作品自体が少ないので、貴重。洋服のひだの表現はすごいなぁとは思うんですけど、やっぱり筋肉!!って感じで、マリアがそもそも女性に見えないし、周りにいる裸体のムッキーズ5人が気になって仕方ないよ?w
この作品はオリジナルの額にも注目です。顔が飛び出ていて変わってますよね。
そしてボッティチェリの部屋。ボッティチェリはメディチ家の保護を受けて芸術を残した人物ですが、のちにドミニコ修道士サヴォナローラの影響を受けて、暗い絵を描くようになり、さらに自分の絵を焼いてしまうようになります。なので、ここに残っているのはそれを免れた作品ということでこちらも貴重。ボッティチェリの部屋はいつも人気です。
サヴォナローラとは
メディチ家の政治独占を批判し、信仰に立ち返るよう強く訴えたドミニコ修道士。フランス軍の侵攻を予言して的中させたとして支持を集め、メディチ家追放後に神権政治を行うようになる。ドミニコ会は禁欲・清貧を重んじた為、工芸品、絵画、ドレス、化粧品などは罪として焼かれ、市民の生活が殺伐にしたものとなった。
途中、テラスカフェがあったので、お茶をすることに。ドゥオーモとヴェッキオ宮殿を眺めながらお茶ができます。
コーヒー味のフラペチーノ的なものを注文。美味しかったなぁ。お隣に座っていた日本人夫婦とどこに行ったんですか~?と軽く会話をしながら一休み。
マリ姐のお気に入り絵画@ウフィッツィ美術館
ウフィッツィ美術館には言わずもがな名画がたくさん所蔵されていますが、ここでマリ姐のお気に入り絵画をご紹介したいと思います。
ヒワの聖母
昔からラファエロ好きなワタクシ。ラファエロの描く聖母子の柔らかさがが大好きです。癒される。ちなみにヒワというのは、ヨハネ(左)が持っている小鳥のこと。この絵は川の氾濫で破片となってしまったものを、長年の修復作業でここまで見れるものになったそうです。
幼児イエスを礼拝する聖母
最近私が気になっているコレッジョの作品。ラファエロの影響を受けているのでは?と思わせるほど印象が似ていますよね。
世界中の美術館にコレッジョの作品があるようなので、今後は注目していきたいと思います♪
ウルビーノのヴィーナス
これまた私のお気に入りの画家、ティツィアーノの作品。捉え方は人によると思います。一部では官能的に描かれているとして売春婦だの下品だの評価している人もいたようです(ちょっと潔癖過ぎません?)。私は単純にこんなにきれいな女性なら男性は誘惑されちゃうだろうな~と思って観賞してます。
ウルビーノ公には新妻にこうあってほしいと理想があり、ティツィアーノがその注文によって描いた絵画らしいです。
ずいぶん勝手だなと思わなくはないですけど(奥さん大変そうだ)、その理想のおかげでこの絵画が観賞できてるんだから、よしとしましょう。
ビア・デ・メディチの肖像
この作品は2017年に『遥かなるルネサンスー天正遣欧少年使節がたどったイタリア』という展示で日本にやってきた時に、メインビジュアルとして使われたのです。マリ姐はこの展示を見に神戸まで行ったので、思い入れがあります。
ビアはコジモ1世が結婚する前に高貴な女性との間に生まれた私生児で、5-6歳の時に亡くなっています。コジモ1世はヴァザーリやブロンズィーノを宮廷画家として迎え入れ、ウフィッツィ美術館やヴァザーリの回廊を作った人物です。ブロンズィーノはたくさんの肖像画を残していて、この作品はもっとも成功したもの。
胸にはコジモ1世が描かれたペンダント(ピッツィ宮殿に展示されている)。この肖像画が亡くなる前に描かれたものかどうかはわかりませんが、どことなく悲哀に満ちているように感じられるのは亡くなった事実を知っているからなのか、この絵がそう見せてるのか。
ヴァザーリの回廊についてはこちら。 ( ゜▽゜)/こんにちは!マリ姐です。 今日も1人退職者がでました。閑散期なのに忙し過ぎて泣く。。。。。 フィレンツェ街歩きの続きです! ポンテ・ヴェッキオに続く道 お気に入りのジェラテリアは諦め、ポ ...
ただの橋ではない!メディチ家の隠し通路【ポンテ・ヴェッキオ/ヴァザーリの回廊】
そんなわけで、マリ姐お気に入りの絵画でした。ウフィッツィ美術館に行った時に、ぜひ注目してみてくださいませ。
以上、マリ姐でした!
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