花粉がヤバすぎて顔全体に違和感・・・。鼻もグスグスいってる。今はヒノキ花粉らしいのですが、スギより苦手かもしれません・・・花粉症のない国に行きたい!!
さて、フィレンツェ観光の続きです!↓
あの芸術家のお屋敷?
サンタ・クローチェ教会を見学後、すぐのところにフィレンツェカードが利用できる施設があったので、寄ってみることにしました。
ミケランジェロがこの土地を購入し、譲り受けた彼の甥が建てた建物。実際にミケランジェロ本人が住んでいたわけではありません。ブオナローティはミケランジェロの姓名。ブオナローティ家が300年住んだ後、ミケランジェロに関する資料と共に市に寄贈されて、現在は美術館になっています。
外観は一般家庭と同じで、美術館だとわかりにくいです。フィレンツェカード利用可。
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メディチ家の財力とミケランジェロの筋肉愛【メディチ家礼拝堂】
( ゜▽゜)/こんにちは!マリ姐です。 もうすぐ1月の休み申請の結果がでるのですが、きっと通らないんだろうな~と思ってます。結果がどうでも休みますけどね。 それでは、フィレンツェ観光の続き。フィレンツ ...
1階は素描のオンパレード!
ブオナローティ家が集めたコレクションが展示されているようですが、行った時は目玉以外は何が展示されているか知りませんでした。1階は主に素描(デッサン、ドローイング)が展示されていましたが、古代ローマがミケランジェロに影響を与えたという意味で展示されていたのかな?(ラオコーンに影響を受けたとは聞いたことがあります)
きちんと受付でフィレンツェカードを見せて入ったのですが、きつそうな目つきの女性(学芸員?)がいて、チケットを見せろと言われました。発行されたレシート見せて事なきを得ましたが、感じ悪ーい。受付にいた人はそうでもなかったんですけどね。
若きミケランジェロの作品2連発!
気を取り直して、続きを見ていきましょう。ブオナローティ邸の目玉は若きミケランジェロによる大理石のレリーフ!1つめはこちら。
1491年、ミケランジェロ16歳の作品です。聖母子図なのですが、マリアが正面向いてないし、キリストは顔が見えません。なかなか珍しい構図だと思います。細かいヒダの表現といい、この立体感といい、さすがミケランジェロ。10代の作品とは思えません。
そしてなんといっても、筋肉愛!
「幼児にこの背筋と上腕筋はありえないw」と思わなくはないですが、そこはミケランジェロですから!
マリアの手足は太く大きく、体に厚みがあり、お顔もどちらかというと男性寄りのような・・・。そこもミケランジェロですから!
そして翌年17歳の時の作品。結婚式の宴でケンタウロス族が悪酔いして、花嫁を誘拐しようとし、ラピタイ族がそれに怒って争いになったという話に基づくものです。
ケンタウロスがどこにいるかわからないくらい、全裸の男たちが密集しているww
より近づいて見てみると・・・
小さな作品ですが、見応えあります!所々堀られていないところがあるので、未完なのかな?と思いました。この他にもミケランジェロの素描などが残っています。
絵画だらけの部屋に驚き
狭いスペースにこれでもか!というくらい絵画が展示されています。ミケランジェロの作品ではないけれど、すごい!
こんなに人物画に囲まれてたら落ち着かないだろうから、応接間とかですかね?壁にはミケランジェロが教皇や権力者と接触したシーン、天井は芸術家の死と崇拝を表現しているらしいです。
ちなみにわかりやすくする為に修正で明るくしておりますが、実際はもっと暗めのお部屋です。
Michelangelo the Youngerがレイアウトした部屋。様々な職業の人々が描かれています。
ちなみに我々の知っているミケランジェロの本名はMichelangelo di Lodovico Buonarroti Simoniです。長ーいw
壁びっしりの絵画もミケランジェロの構想だったのでしょうか?このあたりになると疲れてきて、解説は全然読んでません。ただただ、絵画に圧倒されておりました。
他にも考古学のコレクションなどが展示されています。フィレンツェ主要の観光スポットに比べれば地味に感じるかもしれませんが、若きミケランジェロの作品が見れましたし、静かに観賞できたので、人ごみに疲れた時にいいなと思いました。
ブオナローテ邸はサンタ・クローチェ教会の横の道から歩いて2分もしません。フィレンツェカードを持っていて、主要な観光スポットを網羅した人、静かに観賞したい人、とにかくミケランジェロ推しの人におススメの場所です。
以上、マリ姐でした!