芸術の秋はフェルメール展~♪
というわけで、前回のデルフト旧教会に引き続き、今回は新教会を取り上げます。
デルフト新教会(Nieuwe Kerk)
1381年に建てられたゴシック様式の教会。もともとはローマ・カトリック教会でしたが、現在はプロテスタント教会です。
歴代のオラニエ家(オランダ王家)の人々がここで眠っており、オランダ建国の祖であるオラニエ公ウィレム1世の墓標があります。
また、フェルメールが洗礼を受けた場所でもあることで知られています。
1536年、雷が新教会の塔に直撃し、デルフトの町は大火事になりました。新教会も大きな損害を受け、その後も1654年の火薬庫爆発で痛み、塔は取り換えられています。
天気の良い日に高さ108.75メートル、376段の鐘楼を上れば、素晴らしい景色が待っているので、是非のぼってみてください。
アクセス・営業時間など
旧教会の記事でご確認下さい。
-
【デルフト旧教会】オランダの偉人が眠る場所
( ゜▽゜)/こんにちは!マリ姐です。 芸術の秋はフェルメール展!とテンション上がってるうちに、デルフトのスポット紹介をやっていきたいと思います。 旧教会(Oude Kerk) 14世紀に建てられた教 ...
鐘楼にのぼろう!
教会に入って右にあるショップに鐘楼の入口があります。チケットのバーコードをかざして入ります。私は使いませんでしたが、荷物が多い人はここでロッカー使えるみたいですね。
で、ここからひたすら上るわけなんですが・・・見て通り狭いです!こんな安定性の悪い階段、絶対ヒールとかで上がるの無理。しかも下りるときも同じ階段です。
その都度いったん止まるので、それが余計疲れを増幅させるんですよねー(^_^;)
3回くらいかでしょうか、「やっと着いた!」と思ったら実は違ったなんてことがありました。上の写真(ブレブレですが)もそのトラップの1つ。精神と足にくるw適度に休んだ後、再び上ろうとすると頭をぶつけそうになりました(構造上の問題?これを数回繰り返す)。休んだ後は前方注意です。
螺旋階段は勢いよく上ると目が回ります…(ノω<;)テンポよく、でも速過ぎない程度のスピードで上るのがコツかな。
鐘楼に上る際の注意事項
・荷物は少なく
・歩きやすい靴で!
・到着したと思わせるトラップが数回ある。
・一休みできる場所からさらに上ろうとすると頭ぶつけそうになる。
・螺旋階段は速く上ると目が回る。
と、注意事項は並べたものの、やはり体力のない人は無理だと思います。おそらく5-10分程?で上ったはずですが、体感時間は非常に長かったです。
そして、苦労した末に上ると・・・
こちらより、ブログトップのパノラマ写真の方がわかりやすいと思います。見てみて下さい。
屋根の色がオレンジかグレーという決まりがあるのか、揃っているので街並みがとてもきれい。旧教会は外観工事中です。
マルクト広場と市庁舎周辺。左奥に見えるのはデルフト駅です。
右奥にある高層ビル群がデン・ハーグCS周辺だと思います。建物の高さもきっと制限されているんでしょうね。だからこそ見られる景色。360度ぐるーっと塔の周りをまわることができます。空気も気持ちいいです!
教会内部の様子
階段って上るほうが大変なように思えるけど、実際足に負担がかかってるのは下りなんですよね。この後、ここに座って30分ほど動けませんでした…足ガクガクだし、軽く酸欠状態になっていたと思う。私が運動不足なのはわかっていましたが、本当に階段苦手で。。。(´∀`;●)
体はめっちゃ熱いのに、汗っかきな私がそれほど汗かかない。日本だったら、汗だくになって着替えたい!って思うはずですが、そこまでにはなりませんでした。ヨーロッパって本当に乾燥してるんですね。
休んだ後は、教会内の見学です。オレンジルートを辿って王室歴代の墓石とステンドグラスを見ます。真ん中にはオラニエ公ウィレム1世の立派な墓標もあります。
これはマリ姐が気になったステンドグラス。
うーん、なんだったか思い出せない!でもきっと耽美系だと思う。
ステンドグラスの見ごたえは旧教会の方があった気がしますが、こちらもキレイ!
デルフト新教会まとめ
新教会の目玉はなんといっても、鐘楼から見る景色。晴れた日に訪れたなら、是非上ってみてください。大変だし、疲れますが、頑張って上る価値はあると思います!
32 地球の歩き方 aruco オランダ 2018~2019 (地球の歩き方aruco)