朝と夜がまだ寒いですね~一度はダンボールに入れた布団乾燥機を再び取り出した私です。
皆さまも風邪をひかないようにお気を付けください。
さて今回は、東京駅周辺で聖地巡礼ができるよ!というお話。
歴史小話:リーフデ号の漂着
1600年、現在の大分県である豊後国にとある帆船が漂着しました。これが、日本に初めて来たオランダ船、(デ・)リーフデ号です。
リーフデ号はオランダ東インド会社の前身である、Magelhaense Compagnie(ロッテルダムのマゼラン社)の船。貿易目的で、日本に到着する2年前にロッテルダムを出発したのでした。
しかし、もともと5隻の船団でしたが、悪天候に見舞われ、離散。リーフデ号に乗っていた110人の船員は日本に着いた時には24人まで減り、そのうち歩けたのは6人でした。
(ウイリアム・アダムズはまた今度触れるとして、)ヤン・ヨーステンは江戸城の内堀沿いに屋敷をもらい、日本人と結婚しました。
日本名で耶楊子(やようす)と呼ばれており、彼の屋敷があった場所(現在の千代田区丸の内)の地名が彼にちなんで耶楊子(やようす)→八代洲(やよす)→八重洲と変化しました。
今は昔と違って、東京駅を挟んで反対側の中央区を八重洲と言います。
①リーフデ号
JR東京駅丸の内南口をでてすぐ。KITTEを左にしてまっすぐ進むと丸ビルがあります。その左脇。パーキングの出入口手前に・・・
ネットで知ったとかではなくて、マリ姐がここを通った時に、「ん?帆船がある!!」と、たまたま見つけました。めっちゃ地味なところに置いてあるのに、我ながらよく気づいたなぁと思います。ヲタのアンテナはすごいね!w
オランダ王国の首相が寄贈したんですね。友好の証とかかな?
昭和55年ってことは、私が生まれる前です。丸ビルができたのはもっと後なので、もともとあった場所から移動したのかもしれませんね。
この像の前ではたまにガイドを連れた少数の年配の方々がいて、説明を受けていることがあるので、江戸街歩き的なツアーで巡るスポットの1つのようです。
船本体は損傷がひどく、廃船となりましたが、現在は長崎のハウステンボスにリーフデ号のレプリカが展示されています。そこにはいつか行きたいと思っています。
②ヤン・ヨーステン記念像その1
続きまして、私がよく行く東京大丸のすぐ近く、東京駅直結の八重洲地下街にもスポットがあります。俺のイタリアン&Bakeryのすぐ隣です。
あまり立ち止まって見てる人はいないですけどね。歴ヲタにはたまらん展示だと思います。
↑2020年春のイベント時。
ヤン・ヨーステンは八重洲地下街で二次元キャラ化しております。
八重洲地下街でこのキャラクターを見かけたら、八重洲の由来になったオランダ人さんだと思い出してくれたらうれしいです。
③ヤン・ヨーステン記念碑その2
そして、八重洲地下街23・24番出口をでたところにも、関連スポットがあります。
もうちょっとよさげな場所はなかったんですかね?観光スポットとして、この場所は微妙だと思われる。土地がなかったんでしょうか。
数少ない日本でVOCマークが見れる場所ですよ!貴重!(マリ姐的には)
円を囲っている数字は何をしめしているんでしょう。気になりますね。
そんなわけで、東京駅のほんとすぐ近くにある大航海時代スポットのご紹介でした。
東京駅で少し時間があったなら、是非観光してみてください!
実はこの記事、ずーっと放置していたものです。こんなのが実はいっぱいあるんです・・・ちょこちょこリサイクルしていきたいと思います。
以上、マリ姐でした!
💡楽天ROOMやってます➡マリ姐のROOM
📱Twitterも覗いてみてね➡マリ姐のTwitter